双子座でのんびり

人狼ジャッジメントというゲームを3年くらいちょこちょこ遊んでいる。

このゲームはスマホでできるチャット型の人狼ゲームだ。

 

人狼ゲームって友達と顔を合わせてやるのもいいけど、

知らない人と人狼ゲームをやると知らん人と嘘ついたりふざけ合ったりできて結構楽しい。

 

で、そんな中で話していたら最近はTwitterのアカウントを交換しようという人が多く

なんかの拍子で(多分酒飲んで酔っ払ってた)一度アカウントを書いたのだけど

気づいたら何人かそのゲームであった人とTwitterで相互フォローされていた。

 

私はSNSのアカウントを何かやりたいことで分けるというのはどうも面倒に感じていて、

タイムラインなんかは新聞と同じように、関係ない話まで目に入ってくることがメリットだと言い張る老害思考の持ち主だ。

その為、所謂リア垢でフォローするのに結構なカルチャーショックを与えているみたいだった。

実際に人狼ジャッジメントで仲良くなった人はみんな人狼専用のアカウントを持っていた。

 

別に悪い話をしているわけではないのだから、みんな表で好きに楽しくおしゃべりすればいいのにな。ただ、オタク文化もそうだけど人前でするのはなんか憚られる気持ちもわからなくもない。

堂々と本人でーすと言ってると怖い事件に巻き込まれてしまうこともあるし、明らかに自分が時代の流れから遅れてるんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おじいさんになったって

さっき高校生時代のブログを見てたが、自分の文章のノリと若さにかなり引いた。

JKのブログ見てる気分になった。

そりゃあ、ホモだなんだって言われるよなぁ。

 

おもえば高校生のときってお金なくて部活するかシコるか音楽聴くか本読むかだったな

ゲームする時間がほぼなかった。

ゲーム大好きだったのに、まじで高校時代ゲームやってなかった。

 

てか、PS3っておれ持ってたんだっけ。

ダクソやったのが大学入ってからだと思ってたけど、あってるかな。

 

暇ではないが、休憩時間にちょっと気まぐれでブログを書きました

[映画の感想]ペンギン・ハイウェイ

前置き

 

森見登美彦先生が

平成22年に執筆した小説「ペンギン・ハイウェイ」を原作としたアニメ映画

2019年8月17日から全国で公開されてます。

 

この原作、当時森見先生大好きだったぼくぁ新品で買って読みふけって

うおぉ面白れぇ!!2年後にはきっとアニメ化とかするわ!!!

って、友人に言いまくってました。8年掛かったけど、まぁまぁ目に狂いはなかった。

そんな風に予想していたのも、森見登美彦先生の小説は若者中心に大人気で

アニメ化された作品で言えば「四畳半神話大系」が湯浅監督の元

めちゃくちゃ斬新な演出と映像でアニメ化していてノリに乗ってる時期だったというのがあります。

その時期にわかりやすく、さわやかで全年齢対象でボーイミーツガールと。

どらえもん映画の様な安心感がある作品を出してきたので

作者や出版社も映像化を期待してたんじゃないかなーって妄想してたんですね。

 

 

アニメ映画はいま、ポスト宮崎駿を争う戦国の時代を迎えていて

石田監督は、長編映画は初めてだけど、佐藤順一ARIAたまゆら)を

アドバイザーにおいたり、プロの声優ではなく、役者の人を声優起用させて

主題歌は宇多田ヒカルのニューアルバムに収録されている曲とタイアップと

もろにポスト宮崎駿を意識した気合入りまくりの映画で

アニメ映画ヲタクはそこそこ注目してます。多分。

 

 

ネタバレありの感想

はーー。いい映画だったなぁ。すこ。

 

こんな感じ(小並)

 

主人公のアオヤマくんと、その想い人のおねーさんがくっそかわいい。

アオヤマ君は小学生なのにめちゃくちゃ頭がよくて

理路整然と物事を考えている男の子。

プールの授業中いたずらでパンツを脱がされても

「ここで恥ずかしがったら、いじめっ子の思うつぼだな」

と、冷静に分析して堂々とフルチンでプールサイドに上がってパンツを取り返しに行ったりする。すごい奴。

だけども、おねーさんのおっぱいのことを1日30分は考えて悶々として

そのことを恥ずかしいことと思わず「おっぱいはすごい」とか

お父さんに見てもらっている研究ノートにも書いちゃったりするやっぱりすごい奴。

 

主人公のアオヤマ君の視点が中心となって話が進んでいくんだけど

スカッとする性格をしているから見ていて退屈しなかった。

むかつくいじめっ子が出てきても、3分後くらいには復讐したり、

かえってラッキーな展開になるので見ててフラストレーションが基本溜まらない。

そんな小学生の日常をぼーっと見てる中で不思議なことが

1つ2つ3つと、どんどん増えていくんだけど、

持ち前の頭脳と行動力を持ってアオヤマ君とゆかいな仲間たちで

答えに向かって一歩一歩研究して進んでいきます。

 

実は、ゴリゴリのファンタジー映画なんだけど

ファンタジーじゃん!!って分かるのが終盤。

は?CMとかPVでコーラの缶をペンギンに変えてるし

バリバリファンタジーじゃん??って感じると思うんだけど

まぁ見ればわかる。思ったよりファンタジーなんだよ。

序盤からコーラをペンギンに変えたりするシーンとかは

ファンタジーの気配はするんだけど、主人公のアオヤマ君が

研究してこの謎を解くぞ!!って言ってちゃんと分析して

現象の謎を科学で解こうとする大筋があるので

「あ、これから分かってくるのね」っていう説得力があり

実際に順を追ってその謎が解明されていきます。

だから、手の届かない程の超常現象ではないっぽいぞ。

少なくともこの映画の世界観では。みたいな。そんな気がしてくるんです。

 

あーこれファンタジーじゃんって分かったころには

物語が結構盛り上がってるのであとはスカッと見れます。

そこらへんのちゃぶ台返し感が原作は結構うまく描かれてたんだけど

映画はそこを忠実に再現してました。だからよかった。満足でした。

 

全編を見てるうえで、唸る部分と言ったらなによりも

中盤の終わりで、不思議現象のなぞを解き明かすんだけど

このなぞの真実が結構残酷でこれ解いちゃったら悲しい奴じゃんって分かる場面。

ここまでハートフルだったけど結構せつねぇ終わりじゃないか?

って予感させて来るんですが、その期待通り結構切ないおわりになります。

出会いがあれば、別れもあるんだなーって、夏休みがおわっちゃうなーって。

そんな感覚を思い出させてくれます。いい話だなぁ。

 

とにかく、映像と音楽にはこれでもかってくらい気合入ってるので

没入感はあります。ただ、すごーっくフラットに物語が進むので

レイトショーとか仕事終わりに見ると眠くなる可能性は否めません。

 

お休みの日の、午前中とかに早起きして見に行って

お昼からは水族館や動物園でもいってペンギンをみて、物語のその後に

想いを馳せたりするのがいいかもしれませんね。

 

映画見て、面白かったらぜひ原作も読んでみてください。

映画なんか見る暇なかったら原作読んでみてください。

満足度はどっちも保証します。

 

p.s.

おねーさんの話を書こうと思ったんだけど、オネショタ最高過ぎるンゴねぇ。で終わる話を800文字くらい描いてしまったので消しました。

臆病者

俺なんかは、今日まで死のうと思っても死ねなかった臆病ものだ。


歳が19から20になるくらいに、バタバタと立て続けに友人の訃報が相次いだのだけれど、最近はトンと無くなった。あっていいものではもちろん無いが。


不幸な事故で、という話もあれば自殺で自ら命を絶った友人もいた。事故と聞いているが本当は自殺で、という話が多かった。


そのうちの1人は、悲恋の末、心が潰れて死を選んだらしい。


恋愛の形とは多種多様あるものだから、何も言うまい。というのが私のスタイルであるが、彼の死は「遊びで人の心を弄ぶというのは時として人を殺してしまう」と、私の脳にそんな事実を刻んだ。


生きていれば、悲劇は喜劇に変わることもあるけれど、死ぬというのはズルくて、特に当事者や近親者の心に消えない悪いものを、悲劇から変わらない事実として残してしまう。世界にも、上書きされることなくピタッと死という結果は残り続ける。


墓をなくせば、いつかは忘れるのだろうか。花も線香も一度しかあげたことのないけれど、彼の死を忘れられずにいる。

20を過ぎたら酒を飲もうと叩いた軽口も、酒のつまみにしたかった。


友人達が、母校の文化祭の話をする度に、あの時一緒に夏を過ごした彼とのやりとりを思い返す。



死にたくなるよ〜なるだけだけど〜



って一緒に歌ってたけど、本当に死んでしまう事ないのに。これだけつらつら書いておいて、本当は自殺ってのは噂だけでただの事故だから!と言うのなら化けて出てきてくれないかな。文句を言ってほしい。夢で会うと、いつも本当に生きてた気がして目が醒めるんだ。死ねない臆病者であってほしかった。



ps

他人の恋愛感関して、何も言うまいとか抜かしてるけど実際はめちゃくちゃ口出すタイプです